2018年06月

2018年06月28日

心が疲れたときのお薬はピアノ

お久しぶりです〜〜〜

英雄ポロネーズを頑張っていますと投稿してから
気がついたらもう一年以上も経っていました

今は
ショパンのバラード4番にチャレンジしています。


ここ数年、めっきりと
ブログの投稿が減ってしまったのは
実は・・・・・
更年期鬱といいましょうか・・・・
心がすっかりと疲れてしまっていまして
情報を発信する気力がなくなっていたんですね

もうかれこれ5年ほど前になるかと思いますが、
心療内科のドクターから
「重度のうつ病だから
2週間全ての仕事を休んで、
貴女は好きなピアノでも弾いていなさい」
って言われたんです

「でも、仕事休むわけにいかないし〜」
と言いましたら、
「ドクターストップと言えばいいでしょう。
入院してしまったらどっちみち仕事にはいけないのだから
周りには、入院したと言って(自宅療養ですが)少しお休みしなさい」
と言われたんですね。

そのときは、
ひたすら
バッハの無伴奏チェロ組曲ばかり
繰り返し繰り返し聴いていました。

そして、
バッハのゴルドベルク変奏曲を聴いたり弾いたりしていました。

バッハは疲れた心を癒してくれました。

聴いているだけでなく
弾いていて良かったのは、
ピアノの素材は天然木なわけであって、
ピアノの素材である樹木は大地の恵みなわけですね。

バッハを弾いていると
大地のエネルギーがピアノの素材の木を伝わって、
指を伝わって身体に入ってくる感じがして
とてもエネルギーチャージできたような気がしました。

バッハとモーツアルトばかり聴いていたのですが
後に音楽療法を勉強している知人から聞きましたところ、
音楽療法的にも、バッハとモーツアルトはとても効果があるようで、
私は無意識にその大作曲家の曲をチョイスして
心地よいわ〜〜〜と聴いていて自然に癒されていたのですね。

音楽を聴いたりピアノを弾いたりする以外にも
太陽の光を浴びながらウォーキングしたり
やる気ホルモンのセロトニンやドーパミンが出るように
食事にも気を付けたりしながら、
お薬のお世話にはならず、
自力で、引きこもり状態から
脱出いたしました。

仕事が忙しかったころは
「趣味のピアノにうつつを抜かしている場合ではない・・それより仕事仕事」
なーーんて思ってしまって、少しピアノから離れてしまっていたんです。

今はそう思いません。
趣味だろうが、仕事にならなかろうが、
あんなに私の心を癒してくれた音楽は
私の心のお薬なのだから
ピアノに触れること、音楽に触れることは
どんなに忙しくても、自分に許そうと思ったんです。

あれから5年ぐらい経ちますが
今はすっかり元気になり、
自分のライフスタイルにほどよい距離感で
音楽やピアノを取り入れながら
心の健康を保っています。

昨年は英雄ポロネーズを頑張りましたが
そろそろ次の曲・・・
ってことで
今は
ショパンのバラード4番にチャレンジしています。

レッスンは単発でしか行っていませんが
ピアノや室内楽のコンサートには積極的にでかけて
エネルギーチャージしています。

また
音楽の事
ピアノの事
時々、投稿しますので
今後とも
ミセスピアニストをよろしくお願いいたします。

ともみ

tomojo at 19:37|PermalinkComments(0)