ピアノの譜面台を手作りネコとピアノ

2019年02月15日

ショパンのバラード4番

お久しぶりです
ミセスピアニストに訪れてくださり
ありがとうございます。

先日は、
所属しているピアノサークルの定期演奏会でした。

今年は、
長年の憧れの曲
ショパンのバラード4番にチャレンジしました。

かつて、
ショパンのバラード1番にはチャレンジしたことがあり、
そのことについては、
過去のこのブログでも
何度も、記事を書いたことがありますが、

バラード1番より
バラード4番の方が
何倍も難しく感じました。


とにかく、譜読みが大変でした。

私は譜面を見ながら弾くのが苦手なので、
とにかく丸暗記して
アンプで弾きましたが、

ダブルシャープやら、臨時記号オンパレードの
この曲の譜読みには、一苦労しました。


12月に、ビアノ仲間のオフ会があり、
そこで、
バラード四番は初披露でしたが、
その時に、しくじった箇所を、
よーく練習して、
翌週の、
先生の門下の発表会で再度弾きましたが、
そこでも、
慣れないホールの響き、
慣れないスタインウェイのタッチや景色に、
面食らってしまい
散々な演奏になってしまったんです。

音がホールに飛んでいき、
自分の耳には自分の音があまり聞こえてこなくて、
それだけでも、面食らってしまいました。


その反省点も踏まえ、
2月の演奏会に備え、
サークル仲間と、何回か、
スタインウェイのスタジオを借りてリハーサルしました。


本番4日前のレッスンで、
先生に、
「普段はデジタルピアノや、アップライトのサイレントで練習しているから、
本番、景色の違いやタッチの違いに面食らってしまって、動揺してしまうんです。
どうしたら、動揺しなくなりますか?」
とお尋ねしましたところ、


先生もお若い頃は、
本番の会場のピアノに左右されていた事もあったそうですが、
もちろん今はどんなピアノでも大丈夫で、
そのコツは
意外にも、
簡単な事でした。

「自分は、目の前のピアノを操れるぞ、
大丈夫大丈夫」
と自己暗示をかける事だと聞き、
なーんだそんな事なのか
と思いました。

特別な練習方法や、
何か、特訓方法が聞けるのかと思いましたら、
予想外のお答えで、
要は、
メンタル面が重要という事ですよね。

フィギュアスケートの試合を見ていても、
失敗した後の、リカバリー次第では、
逆転する選手もいますが、
あれもメンタルだなーと
つくづく思うわけです。


リハーサルでも、
音を聴きすぎてしまうと、
本番では客席に人がたくさんいる為に
音が吸収されてしまい、
音の聞こえ方が違ってしまい、それで、
アレ?っと
動揺してしまう事もあるので、
リハーサルでも、あまり音を聴きすぎない方が良いと、
アドバイス頂き、

本番では、
いくつか音を外したりはありましたが、
過去の私のように、止まってしまったり、
せずに、
音楽の流れを止めないまま、
何とか最後まで弾ききることができました。


今年は、
仕事と親の介護と、
とても忙しく、
ピアノの練習時間が、
なかなか確保できませんでしたが、
だからこそ、
ピアノに向かっていない時に、
譜面を見たり、
ピアノに向かっている少ない時間をいかに効率よく過ごすか、
など、色々と工夫をし、
そのプロセスが、大変勉強になりました。

やはり、
ダラダラ
練習するだけではダメですね。

もっと頭を使わないとね。


バラード4番初デビューの年でしたが、
これを何年も何年も
温めて、熟成して、
何年か後には、
味わいのある演奏ができたら良いなーと
思いました。


自分の実力に伴わない、難曲へのチャレンジでしたが、
好きな曲だからこそ
頑張れます。

無理してでも、
チャレンジしてよかったなーと
思い、
実りある体験をされせ頂けた、今年の演奏会でした。

また、
頑張りまーす

ともみ










tomojo at 07:26│Comments(0)

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